省エネ住宅で創るエネルギー

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家づくりコラム

省エネ住宅で創るエネルギー

日本は2030年までに温室効果ガスの排出量を26%削減(2013年度比)しなくてはなりません。そういった背景から、省エネ住宅への注目はこれまで以上に高まっており、国も省エネ住宅の普及に力を入れています。

省エネ住宅ってどんな家?

省エネ住宅には断熱材が使われていて、家の中の温度差を少なくするように努めています。機密性にも優れているため、外の寒さや気温の変化に影響を受けることが少なくなります。

家の中の部屋間の温度差も少なくなるので、高齢者やペット、赤ちゃんにとっても住みやすい住宅が実現します。

気密性の高さゆえに、外からの騒音をシャットアウトするとともに、家の中で発生した音も外に漏れにくいつくりにもなっています。結果、遮音性の高さも兼ね備えた住宅になります。

また、断熱性が高く結露を防いでくれるのも省エネ住宅のポイントのひとつ。そのため構造部に腐食が出ることもなく家自体の耐久性も向上します。

住宅の省エネルギー基準

1980年の省エネ法制定により整備され、法改正を重ねるごとに強化されている努力義務基準です。断熱性能や日射遮蔽性能(入射する日射量に対して室内に侵入する日射量の割合を、外皮全体で平均した値)に対して一定の基準値以上の省エネ性能の実現を求めています。

2013年の改正では断熱や気密性といった建物の省エネ性能に加え、住宅全体で消費されるエネルギー量に対しても基準が設けられました。
気候条件の違いから全国を8つの地域に分け、その区分ごとの基準値が定められています。

2020年には全ての新築住宅が省エネ性能を備えるといった努力義務を設けることを、2030年には新築住宅の建築基準を「ネット・ゼロ・エネルギー住宅(ZEH)」とすることを目標しています。
ネット・ゼロ・エネルギー住宅(ZEH)住宅とは、太陽光発電などで作り出すエネルギー量と住宅内で消費するエネルギー量の相殺が年間でおおむね0となる住宅のことです。また、省エネ基準をクリアした住宅には「住宅省エネラベル」が表示できます。

省エネ住宅のメリットとは

断熱性や遮熱性が高い素材や工法、工夫を用いることで、夏は涼しく冬は温かい快適な住まいとなります。気密性や断熱性が高い住宅は遮音性も高く、音に気を遣わずストレスフリーな生活が可能です。
各部屋ごとの温度差も少ないため、冬のヒートショック(※)の危険性も少なく、結露の発生も抑えることができます。

冷暖房を使わなくても快適に過ごすことができますし、太陽光や風、水など自然エネルギーを利用して自家発電をする設備を設置したら、光熱費を抑えることができます。お財布にも優しい住宅と言えます。

補助金制度や減税制度がある

地球に優しい住宅のため、新築やリフォームで省エネ住宅を建てる際には補助金や減税などの制度もあります。

【補助金・減税制度の例】

・長期優良住宅リフォーム補助金
省エネ性、耐久性、耐震性に優れた住宅にリフォームした場合、補助金を受けられます。(上限あり)

・低炭素建築物に対する所得税軽減
二酸化炭素の排出量が少ない「低炭素建築物」に認定されると所得税の軽減等を受けられます。

・長期優良住宅の住宅ローン減税
長期優良住宅を新築し住宅ローンを組んだ場合は、一般の住宅よりも大きな住宅ローン控除を受けることができます。

その他に自治体ごとの補助金制度などもあるので、該当するものがあるかどうか調べてみると良いですね。

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